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2007/05/16

ぼくの伯父さんの休暇。

A093

フランスのブルターニュ地方の
サン・マロという小さな海沿いの町に行ったことがある。
外国人がわざわざ観光にいくような場所ではないので、
町中を東洋人が歩いていたりすると、
とても目立つようなそんな町である。
たぶん、近郊のひとたちが夏のバカンスにやってくるような
ごく庶民的な観光地のような感じだ。
泳ぐには冷たすぎる海なのだが
浜辺には日光浴を楽しむバカンス客がぞろぞろと
それぞれの娯楽にいそしんでいる。
ペタングをしているおじいちゃんおばあちゃんは
こんがり、というか、これでもかという感じで日焼けしていたり。

ジャック・タチの「ぼくの伯父さんの休暇」を読み返していたら
そんなことを思いだした。
この本は、映画の「ぼくの伯父さんの休暇」を、
フランスでノベライズしたものの翻訳本らしい。
映画も確か観ているにもかかわらず、
とくに記憶に残っていないのが我ながら情けないのだが、
たぶん十何年ぶりで読み返したこの本では、
主人公のユロ氏とまわりのひとびとの、
事件ともいえないようなさまざま騒動を描いていて、
フランスのバカンス気分というか、
バカンス中の雰囲気・空気感がとても楽しい。

造本・装丁はフランスの書籍をモチーフにデザインされており、
購入したときには、ちょっと懲りすぎかという
印象をもった記憶があるのだが、
いまみると、いい具合いに古本感がでているような気がする。

それにしても
フランスのバカンス、っていう雰囲気は好きだなあ。
バカンス時期だけフランス人になりたい、と思ったりする。


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