また、パラティッシ。でも最後の。たぶん。
ブラックパラティッシの、
プレートとスープボウルを手に入れた段階で
自分としてはもう満足していたのだった。
パラティッシはこれでOKだと。
ところが、ある日家に帰ると、
テーブルのうえに、
カラーのパラティッシのスープボウルが
載っていたのであった。
そしてその背後では、連れが、
にんまりと笑みを浮かべていたのである。
「ブラックのスープボウル見てたら、
やっぱりカラーのもいいと思って」ですって。
たしかに、
人気のあるブラックパラティッシを入手したあとでも
あらためてオリジナルのカラーのものを見てみると
いいなあ、おもしろいなあ、と思えてくる。
とくにスープボウルは、カタチと絵柄のバランスが良く、
「絵になる」器だと思うのであった。
ブラックパラティッシがモダンな
洗練された印象が特長だとすれば
カラーは、土臭いというか、あか抜けない感じが、
逆にあたたかさという魅力にもなっているような気がする。
それが食器としての使い勝手とは別に、
モノとしての存在感なんだろうなあ。
こうやってテーブルのうえに、さらりと飾っておくと
なんだかいい感じ、である。
でも、これ以上は我が家にパラティッシは不要である。
以上業務連絡、ということで。









