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2008/03/27

ティファニーで朝食を。

7s_069

「ホリーという女がいた…」
確かそんなセリフで始まるコマーシャルが昔あった。
ムーンリバーのメロディーとともに、
ニューヨークの街角を映したその映像には
バックスバニーのようなお面をかぶった
黒いドレスの女性がいて、
思わせぶりに振り向いて、そして歩いていく…。

たぶん30年近く前のことだからなあ、
かなり記憶があいまいなのだけれど、
そのコマーシャルによって
「ティファニーで朝食を」という映画と、小説の、
存在を知ったのだった。
そして、そのコマーシャルをはじめに目にしたときに、
「スタイリッシュ」とはこういうことかと思ったものだ。
いや、カッコいいCMだったのである。

そんなわけで、
いま本屋に並んでいる村上春樹訳の
「ティファニーで朝食を」を見て
思わす手にとったのであった。
映画だけでなく小説も読んでいるはずなのだが
今回あらためて読みなおすと、
こんな内容だったっけと思ようなところがけっこうある。
どうも知らないうちに、
映画版の、ラブストーリー的な部分の記憶だけが
残っていたらしい。
オードリー・ヘップバーンの印象も強いこともある。
そういえば、カポーティは、
当初ヘップバーンの配役に難色を示したらしい。
そうなのである。ヘップバーンは、
原作に描かれるホリーそのものを演じるには
ちょっと清々しすぎる。

大人のおとぎ話というか、ファンタジーな印象は
映画・原作共通のものではある。
しかし原作では、映画版での甘さよりも、
もっとほろ苦い感覚が胸にせまるような気がする。
それは愛を描きつつも、
生きていくことのリアルさ、のようなものが
表現されているから、かもしれない。

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