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2008/08/04

ヨーロッパぶらりぶらり。

7s_139

もう8月だ。
ついこのあいだ梅雨明けしたなと思ったら、
あっというまに8月で、お盆ももうすぐじゃないか。
お盆になると秋の気配だって漂うわけで、
すこし寂しかったりするぞ。
「おれの夏はいったい、どこにいったー」とか叫びたくなる。
ま、叫んでも、どこにいったわけでもなく
自分の夏休みは9月末なのでね。
まだまだ先なわけだ。
そして、先ではあるけれども
夏休みともなるとやはり旅行したいなと、思うのであった。
そして、実際に行く、あるいは行けるかは別にして、
気分を盛り上げるのに、
この時期はよく旅行記などを本屋で探し
「行きたい気分」をなだめるのである。

ことしは『ヨーロッパぶらりぶらり』。
本屋でちくま文庫の棚を物色していたら、
山下清著作のこの本の表紙が目に飛び込んできたのだった。
山下清っていっても、
ドラマの『裸の大将』のイメージ、
それももしかしたらキチンと観たことはないかも、
というくらいの知識なのだがな。
なにかとてもおもしろそうな気配なのであった。
知的障害があったという山下清だが、
これだけ文章を書けるなんてすごいなあ、というのが
いちばんの感想である。
画才と文才って共存できるものなのか。
上手い文章ではないけれど
出来事と自分の感じたことを
素直に分かりやすく文章にするということは
実はとてもすごいことなのだと思う。
(ただ本人の書いた文章そのものは、
句読点がなくかなり読みづらいらしいが)
そして、本人が意図したことではないけれど
山下清が自分の感じたことを率直に綴った文章は
ときにコミカルな味があり、読んでいると
くすっと笑わせられるようなところがよくあるのだった。
海外での旅、それは不安や恐れやとまどいと
つねに隣り合わせだし、
いろいろなことにたいする興味もまた増幅されるものだ。
それは自分も山下清もいっしょで、
それらが率直でシンプルな文章で表現されることで
自分の旅のありようと、
すこしづつシンクロしていき、
旅心をかき立てられるのであった。

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