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2009/02/27

2月末。

7s_217

もうすぐ3月だ。
知らぬまに。
このところダッフルコートが重たく感じるのは、
気分だけが一足先に春になっているからなのだろうか。
そして、ダッフルコートが重く感じると
思い出すのが大学受験のときのことなわけだ。
東北の街で育った自分には、
そもそも受験で訪れた東京は暖かく、
春に向かうこの季節のせいもあり、
重いメルトン生地のコートを着ている自分は
ひどく場違いに思えてしかたなかった。
それは受験生という不安定な立場が
なおさらそうさせたのだと思うし、
実際には、まだまだみんな冬の格好をしていたのだけれど
希望というよりは、先の見えない不安感で
自己卑下していたのだろうなあ。
かわいそうな、あのころの自分。
当時は、まだまだ東京と地方の差が大きかった時代で
それはもお、自分が田舎者に思えたものだ。
電車にのれば、派手な色のアイシャドウで
サーファーメイクした女性がいて
地元ではみたことの無かったその雰囲気からは
「都会」という匂いがするように思えた。
泊めてもらっていた叔父の家が西武線沿線だったので
時間のあるときには西武デパートをうろついたりもして
たしかアールヴィヴァンだったか
芸術書を扱う本屋の存在にも軽くカルチャーショックを
受けたりもしたもんだ。
ほんとうに絵に描いたような
地方出身の受験生であった。
あれからもう30年近く。
いまの自分は、あの頃の自分が想像したような
毎日を送っているか。
あの頃の自分が想像したように
生きてきたのだろうか。
答えはYESでもあり、NOでもある。
でもそれでいいのだ
くちびるにバラを。
セ・ラ・ヴィなんて言っちゃいたい。

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