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2009/07/07

大船日記。

7s_267

結構字面は理解していても
読みがあやふやな単語・名詞は多い。
比較的国語は得意科目として成長してきてはいるのだが
視覚的に認識はできても、
人前で自信をもって発言できないものもけっこうあるのだった。
固有名詞もそう。
その固有名詞での長年の疑問が、
笠智衆なのである。
そもそもが「笠 智衆」なのか「笠智 衆」なのかさえ
あやふやなのであった。
言訳ではないけれど、テレビや人の話などで
話がでれば読みもわかるだろうけれど、
その機会がないまま時がすぎれば
活字での「笠智衆」しか認識できないまま、
ということもあるのである。
うーん、やっぱり言訳、か。
この大船日記という本を買ってはじめて
「笠 智衆」であることが確認できた。
ちょっとすっきり。
そしてネットで調べて、
「りゅう ちしゅう」であることも判明。
かなりすっきり。
これで、自信を持って人前で笠智衆の話ができる。
したかったのか?自分は笠智衆の話を。
特別に映画ファンでもなく
小津安二郎が好きなわけでもない。
もしかしたらまともにその作品を観たことも
ないかもしれない。なので、
実際のところ、笠智衆といえば
寅さんの御前様の印象のほうが強い。
御前様は、映画のなかのアクセントみたいなもんで
役としての露出が多いわけでもないが、
それでも笠智衆には好感を持っていた。
だれでもそうだと思うのだけれど
あの朴訥とした味がなんとも言えず。
自分にはおじいさんがいない。
というか、自分の出生前に父方も母方も祖父は亡くなっていたので
「おじいちゃん」との接点が無かった。
だから笠智衆に自分のおじいちゃん像を
重ねていたところもあったのだと思う。
この本を読むと、笠智衆はそのイメージそのものの
人柄だったことが良くわかる。
そして笠智衆のような人生は
幸せな人生なのだなとも思った。
小津のことを「小津先生」と呼ぶことに
魚の骨がのどにひっかかったような違和感を覚えつつも。

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