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2009/10/04

奇縁まんだら。

7s_301

学生時代。
夏休みで実家に戻っていたとき、
県立の美術館で横尾忠則のワークショップがあるというので
行ってみたことがある。
リトグラフ制作のワークショップだったが、
参加人数が20人にも満たないくらいで、
考えればずいぶんと贅沢なワークショップだった。
だってすぐ目の前で横尾忠則がぼそぼそとしゃべりながら
リトグラフを制作するんだからな。
しかしながら、贅沢というか、
地方の観光旅行ついでにワークショップでも、
というノリも微妙にあったような。
だって、わりあいとゆるーい進行だったし、
奥様らしきかたがずっと会場にいたりしたもので。
ま、いいんだけどね。

少し前に読んでいた「奇縁まんだら」という本は、
瀬戸内寂聴が交遊のあった作家のことを綴った随筆であるのだが、
装丁には横尾忠則が描いた作家たちの肖像画が
使われているのである。
表紙だけでなく、それぞれの作家の章に配されているんだが
これがとてもいいのである。
横尾の絵があることにより、
瀬戸内寂聴の随筆に描かれた作家たちが
よりリアルに感じられるのだ。
とうぜん、随筆そのものが
読物として非常におもしろいのであるが、
挿絵として非常に効果的に使われているのである。
是非おすすめしたいなあ。
って誰に。

瀬戸内寂聴は「せとうちじゃくちょう」であるが、
なんだかずっと「じゃくしょう」と思い込んでいた。
どうも「じゃくちょう」という音感が好きではないらしく、
あたまが勝手に「じゃくちょう」を拒否していたもよう。
なんがかうすーく違っている意識はあったので
人前では決して「瀬戸内寂聴」の名は出さなかったが。
自分のなかでは「じゃくしょう」のほうが、
お坊さま的な響きだったらしい。
うむ、なんでかわからん。

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コメント

横尾忠則の出身地は我が家と同県ですね。
クルマで小1時間です。
いやいやその贅沢なワークショップ、うらやましいです。

去年だったか、
東京では世田谷美術館でやった
横尾忠則展、良かったです。
昔は、スピリチュアルすぎるところが
ちょっと気になっていたのですが、
つまりピュアな人なのだな、と理解すると、
気にならなくなりました。

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