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2010/10/29

ヴィム・ヴェンダース EINMAL。

7s_438

『パリ、テキサス』をはじめて観たときは、
20代の前半だった。
若いせいか、または個人的な資質の問題か、
なんというか、感情というものの巾に対する理解がうすく、
悲しいだとか、楽しいだとか、苦しいだとかいう
単純な感情の狭間、または複合したような
複雑な感情、というものが
あまりよくわからなかった気がする。
なんとなく、
こころのなかにわだかまったそんな感情の存在には
気がつきつつも、それを持て余すというか、
扱いかねるような感じでもあったか。
身もふたもない言い方をすれば
「子供」だったということかもしれない。
それでも『パリ、テキサス』に強い印象をうけ、
監督のヴィム・ベンダースの写真集など
買ったりしたのだろう。
『パリ、テキサス』は、
いわゆるロード・ムービーであるが
この『EINMAL』も大量の写真が淡々と続き
ロード・ムービーのようでもある。
なぜかロード・ムービーというものには、
若い頃の自分が持て余したような複雑な情感が
あふれている。
それは、旅というものが
人の生きて行く時間、人生、そのものだからなのか。
ひさしぶりに、この『EINMAL』を開いていたら
また『パリ、テキサス』が観たくなった。
この年齢で、見直すと
ライ・クーダーの音楽も
ストレートにこころに響くだろうか。

2010/10/27

キッカルー。

7s_437

キッカルーってなに。
ま、ネコのおもちゃなんですけどさ、
「お宅のネコちゃんに」って、仕事先でいただいたわけだ。
クッションの部分が30センチほどもあって、
ネコが抱きかかえてネコキックとかして遊んだりする、
しっぽのふわふわもかわいいおもちゃである。
水玉模様もちょっとおしゃれ。
パッケージには、
うちのネコにそっくりなチャトラが、
このキッカルーを抱えて遊ぶ写真がのっている。
かわいいぞ。
夢がふくらむなあ。
と、家に持ってかえって、
さっそくネコにほれっと、与えてみた。
なかにキャットニップが仕込まれているので
くんくんと匂いをかぎはじめ興味をしめしている。
ネコパンチをくらわせ、お、本格的に遊ぶか、
と思ったらぷいっとどこかへ行ってしまった…。
それ以降、いくら目の前に放り投げようと、
まったく興味を示さず。むむむ。
不安的中。
うちのネコはこの手のおもちゃに
あまり興味をしめさないのである。
なにがいちばん好きかって、
ぼろぼになったネコジャラシがいちばん好きで、
先のふわふわしてる部分を自分でくわえて
行ったりきたりするのが、
定番の遊びである。
シンプルがいちばんということですかにゃ。

2010/10/25

四谷駅。

7s_43

地下鉄丸の内線の四谷駅は、
地下鉄の駅なのに地上にある。
このあたり高低差のある地形で
ちょうど駅にはいるころトンネルを抜けて地上にでて、
駅を出るとすぐまた地下に潜るので、
つまりホームの長さ分だけ地上にでるような、
そんな感じである。
そしてその一瞬は、
詰めていた息を、ふっと吐きだすような
緊張が抜けるような
そんな一瞬でもある。
ホームの周辺には高い建物がないので空が広く、
江戸城のお堀跡にある上智大学のグラウンドや、
迎賓館が後方に控えているため、
緑が多く、開放感がある空間なのだ。
以前、四谷に10年ほど住んでおり、
勤務先の最寄り駅でもあったため
四谷という場所そのものが
いろいろ思い出深くもあるのだった。
先日の土曜日の夕方、
休日出勤の帰り。
いつもは降りる事のない四谷駅で、
電車の待ち合わせに降りた夕暮れのホームは、
なんだか妙に懐かしさの入り交じる、
そんな空気のただよう場所でもあった。

2010/10/20

黒のセルフレーム。

7s_435

最近、視力が落ちたような気がする。
いくらファッションを若作りしても、
老眼には勝てず、
シニアグラスも使っているのだが、
掛かかえがやはり不便なので、
遠近両用の眼鏡というものを
つくることにした。
眼鏡を掛かえるのが面倒で、客先で
字が小さくてよめない資料を読んでるふりとか、
そうそうできないし。(してた、ということか)
いま使っているものは、
無印良品のごくごくシンプルな黒のセルフレームだが、
次回作る際には、同じ黒のセルで、
もうすこし主張の強いデザインで、
と思っていたので、
いろいろフレームを探したのである。
黒のセルフレームなど、どれも同じで、
誰でも似合いそうなものであるが、
実はそうでもない。
はじめは、クラシックなウェリントンタイプがいいかと
思っていたのだが、
かけてみると、なんだか微妙に似合わない。
よく『外しアイテム』などと言うが、
単に「外れている」ようにしか見えない。
けっこう、どんなフレームも似合う顔立ちだと
思っていたのだがな。
思い上がりというものであった。
そんなこんなで、
いろいろ迷った末に決めたフレームは、
それなりに似合っているようには思ったが、
どうなんだか。
いまは、レンズが出来上がるのを待っているのだが、
買ってからもいろいろクヨクヨ考えるタイプでねえ。

2010/10/17

磯辺巻き。

7s_434

日曜。
朝食は、サンドイッチを作ったり、
前日に買っておいたペストリーなどがあって
いつになく充実していたので
お昼どきになっても、あまり空腹を感じず。
ツレはお昼はヨーグルトのみで済ますので(ダイエットか?)
いつも休日の昼は自分で蕎麦などを茹でる
なかなか偉い自分であるが、
腹がへっていないと、つくる気もおきないもんだ。
かといって、なにも食べないのも、
規則正しさを旨とする自分としては、
すっきりしないのである。
昼には昼ご飯を食べねば。
で、戸棚のなかをごそごそ探したら
真空パックの切り餅があったので
磯辺巻きをつくることにした。
餅だけというのもなんなので、
顆粒状のコンソメをお湯でといてスープにした。
自分では軽食のつもりなんだが、
どうなんだろう?軽いかのかこれは?
それにしても磯辺巻きに
コンソメスープという組み合わせは
かなりいい加減だが、ま、
休日のご飯なんてそんなもんだろう。
それでも沖縄の読谷の皿と、磯辺巻きは
なかなか相性が良く、
それなりに美しくみえるが、
スープはおおきめの白いティーカップでつくってしまい、
違う器なら『それなりに見えたものを』と
写真をとるだんになって思った次第。
いや写真撮るつもりなかったから。
見せることを意識しないと
こんなもんである。
見えないところにオシャレはしないタイプ。

2010/10/15

バルサミコ酢。

7s_433

バルサミコ酢がなくなったので
新しいものを買ってきた。
で、ふと思ったのだが、
いままで使っていたバルサミコ酢は
いったい、いつから使っていたのだろうか。
いつ買ったのか、
まったく記憶がないのだが、
なんだかもう何年も冷蔵庫に入っていたような気がする。
家では、バルサミコ酢は、
一週間に一度使うかどうかなので、
なかなか減らないのである。
まあ、20年ものなどと、
ワインのように高級なものもあるようなので
自宅で熟成させたと思えばいっしょである。
ほんとに、いっしょか。
さて、あたらしいバルサミコを買うのに、
量を使うものでなし、
長く使うのでいいものをなどと
思ったりもするのだが、
いざ売場にたつと
そこそこの普及品でいいかなと。
根が貧乏性。
だから選択の基準はパッケージで。
クラシックで、しかも光沢感ありの派手なパッケージは
おためごかし、という言葉が浮かぶようであるが
その主張の強さにアクセサリー感が。
アクセサリー感。
そんなもの必要かと言えば答えはNo。
でも、存在感あっていいんじゃなーい?ということで。
味は、まだ開封していないのでわからない。
こういう食材でも、
あたりハズレというものはあるのか。

2010/10/13

秋の庭。

7s_431

秋は、斜めの陽の光がものの影を強調し、
空間の奥行感と透明感が増す。
我が家の庭だとて例外ではなく、
実体以上に良い雰囲気に見えるのである。
柏葉あじさいの紅葉と、
ダークオパールバジルの紫の葉色と、
チョコレートコスモスの暗褐色の花色が、
なんとも大人な、
シックな雰囲気を醸し出しているではないか。

7s_432

とくに夕方近くの光線は、
3割がた雰囲気アップと言う感じであるな。
ま、所詮自画自賛でしかないのだが、
ちまちまと庭仕事などを趣味にしていると
こういった一瞬が、
なによりの醍醐味なのである。
『東京には空がない』と言った詩人の妻は、
安達太良山の空がほんとうの空だと。
でもこの空はたしかに安達太良山の空にも
つながっている、ように見える。




2010/10/11

Wave music system。

7s_430

CDプレーヤーが壊れた。
ここしばらく調子がわるく、
だましだまし使っていたのだけれど、
ついに。
10年ほどまえに買ったBOSEのCDプレーヤーは、
ちょっと高かったのだが
音量を絞っても音がしっかりしているし、
キンキンしない音色だし、
それに、すこしだけレトロでアナログ的にみえなくもない
扇型のこじんまりしたフォルムが好きだった。
好きだったって、過去型で書くこともないな。
修理にだしたんだからさ。
もう10年以上も使ったのだし、
買い替えてもいいようなタイミングだが、
愛着があったし直せるなら
直して使いたいと思ったのだ。
しかしながら、保証期間などとうに過ぎてるし
修理代もけっこうっかるかもな、と
どきどきしながら連絡をまっていたのである。
修理に出してから幾日か過ぎてやってきた見積書によれば
やはり部品交換が必要で、¥29,000ほどであると。
しかしながら、その交換すべき部品は
もう生産しておらず、修理ができないと。
ついては、その修理代金で、
現在販売されている後継機種(新品)と
交換する措置を提案したいが
了承するかどうかと。
いや、当然了承しますがね。
だって後継機種は¥74,500もするんだけど
それが¥29,000で手に入るって。
BOSEは太っ腹である。
そういうわけで、Wave music system、という
やけに大仰な名前のCDプレーヤーが
我が家にやってきたのである。
セッティングして、CDを聞くと、やっぱりいいなあ。
家ではよくピアノ曲をかけるのだが、
ピアノにはぴったりの音質である。
めでたし。めでたし。
ではあるんだけど、
本当なら、まえのモノを修理して使えたら
そっちのほうがよかったなあ、とも思うのである。
もう充分使ったし、工業製品としての寿命を
まっとうしたとも言えるかも知れないが、
なんだかやっぱりモノとして、
とても愛着があったのだと思う。
そんなこんなで少し複雑な心境だったりもする。

2010/10/06

POPEYE物語。

7s_429

自分が通った高校は新設校で
入学当時2期目だったこともあり、人数も少なく
なんだかのんびりした学校だった。
そして私服であったことと、
頭がとくに良いわけでなく
さりとておバカでもない学力レベルが
よけいのんびりさ加減を増長させていたように思う。
ま、はっきり言ってその頃の自分は
なにも考えていないろくでもない高校生だったわけである。
ま、いまでも、ろくでなさは
あんあまり変わっていませんがね。

その頃はインターネットなど存在しなかったので、
情報というものは雑誌や本から得るものだった。
そして、知的好奇心ではない好奇心にあふれていた高校生の
自分が知りたい知識や情報は、
いつもポパイから得ていたように思う。
カルチャー的な、POPな、風俗的な、そんな情報。
けれども、そんなポパイ的世界にあこがれつつも
その世界は、東京経由の西海岸カルチャーであって、
地方の高校生には現実味の薄い世界だったことも確かである。
同級生には、スケボーを抱えて歩くような奴もいたし、
月に1回、東京に服の買い出しに行く(らしい)奴もいたが、
ほとんどは、垢抜けない地方の高校生なのであった。

たぶん、その時代、
憧れの世界と、自分の存在する空間のギャップが
大きければこそその憧れも強く、
それがポパイがあれほど支持された
理由でもあるような気がする。

2010/10/04

ダークオパール。

7s_428

この夏は、よくバシルの事について書いたのだが
実はもう1種類バジルを育ているのである。
ダークオパールという品種で、
紫色の葉をしたバジルである。
スイートバジルと同様に、もちろん食用もできるのだが、
どちらかというと、カラーリーフとして
庭のアクセントにいいと思ったのである。
なにせシックで大人な庭を目指しているので
暗紫色は欠かせないのではないかと。
去年の夏の終わりごろだと思うのだが、
青山フラワーマーケットの店先で
このダークオパールが切り花として売られており、
黒にも近いような紫が
なにせクールでかっこ良かったもんで。
というわけで、
ネットで購入した種を蒔いていたのだが
なんだかこのダークオパール、
生育がとても遅いのである。
普通のバジルの三分の一くらいのスピードでしか
成長しないような。
ほんとチマチマと伸びる感じで。
しかも。
ダークオパールは普通のバジルから
品種改良でつくられたものなので、
「先祖返り」して、葉に
普通の緑がでてしまうことが多いようなのである。
我が家のも、その先祖返りらしく
芽は全体紫だったのに
成長するに従って、
なんだか普通の緑のバジルになっていくではないか。
がっがりだよー。と
ダークオパールに言ってみても詮無いことではあるが、
シックな大人なクールな俺様の庭はどこに。
しょうがないんで、涼しくなってきてから
短く切り戻しをしてみた。
なんだか涼しくなると色が戻るんじゃないかと思ったもので。
根拠はないんだけども。
しかしながら、新しく伸びてきたものは
けっこう葉が紫になっているではないか。
おおっ。
この先、もっと紫が強くなれば
秋にふさわしい庭になる可能性なきにしもあらず。
写真はわざと夕方に。そしてかなりアンダー。
演出しすぎ。

2010/10/01

10月1日のネコ。

7s_427

ネコの写真をとって、
「9月のネコ」のタイトルで
ブログをアップしようと思っていた。ら、
あれま、もう10月ではないか。
9月はなんだかあっという間。
あっという間、ではあったが、
劇的に季節が移り変わった月でもあったな。
ネコは季節に敏感で、
すこし涼しくなるととたんに
生活環境をかえるのである。
最近は、ツレのベッドのうえの毛布と、
風呂のフタのうえと、
我が膝の上がお気に入りの場所である。
なんだか、
なまあたたかいところが好きだな、ネコは。
ツレの使っている毛布は
アニマルプリントで、
そのうえに茶トラネコ。
マッチしてるのか、ミスマッチなのか。
よくわからん。

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