2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« デュラレックス ピカルディ/250cc。 | トップページ | FELCO剪定鋏。 »

2012/01/15

1月14日のパスタ日記。

7s_613

学生だった頃、
夏休みなど長期の休みには、
ウェイターのアルバイトをしていた。

店名の頭に「築地」とつくその和風レストランは、
夜には、女性のフロアスタッフは和服で
男性はベストに蝶ネクタイが制服だったのだが、
座敷席もあるため足元はサンダルという、
なんともトホホな制服だった。

いつも眉間にシワの寄っているような
いけ好かない店長がいて、
それでもまめまめしく動き
自分で言うのもなんだが、
学生にしては気配りの効いた自分は
けっこう気に入られて、
休みのたびに、そこでアルバイトを
していたのである。

とくに大変と思うこともなく、
のんきなアルバイトであったが、
唯一苦手だったのが、夕食であった。
夕方からの勤務であったため
いわゆる賄いが出たのである。
普通に考えれば、
一食分食費が浮くわけで
学生にはありがたいはずなのであるが、
なにせ、その賄いが旨くないのである。

店で出す料理は、
べつに普通の味だと思うのだが、
調理場の若手がつくる賄い飯は
なんだか実験的というか、
不思議な素材の組み合わせが多かった。
例えばホワイトシチューであれば、
普通は材料として馴染みのない大根が入っていたりとか。
調理場で余ったから入れるというようなことでもなく、
かといって、斬新さをねらって使ってみた、
という感じでもないのである。
なんていうか、おざなりに、
そこにあったからとりあえず入れとけ、
みたいな感じなんである。

そして、アルバイトの先輩によれば
それら不思議な料理は
残したのがわかると調理場の板長に
嫌な顔をされるので
いつも「ごちそうさまでした〜」と言いながら
こそこそと始末するんであった。

そんな何十年も前のことを
思い出したのは
今日のパスタが賄い飯のような感じだったからだ。
半端な量のトマトの水煮に、
冷蔵庫の野菜室にしいたけが二つほど残っていたので
みじん切りにしていれて、
最後に豆乳をくわえて
トマトクリームのようなソースにした。
食べる際にはパルメザンチーズをかけて。

超適当なソースではあったが、
普通においしく食べる事ができた。
あの時の賄い担当の若手板前に
食べさせてやりたいくらいだ。
お前、料理に愛がないんだろって言いながら。

..........................................................................................................
Banner_11
☆ブログのランキングに参加しています。
クリックしていただけるとうれしいです。

« デュラレックス ピカルディ/250cc。 | トップページ | FELCO剪定鋏。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« デュラレックス ピカルディ/250cc。 | トップページ | FELCO剪定鋏。 »