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2012/10/08

雪印北海道バター。

7s_677

(以前に書いたことがあるが)
いとこのタケちゃんは、
子どものころ偏食が激しかった。

東京から、伯母宅である我が家にも
タケちゃんはよく遊びに来たのだが、
うちの母親が何かおいしいものでも食べさせたくて
『タケちゃんは何が食べたい?』と聞いても
いつも答えはひとつ。
それはバターごはん。
そりゃバターごはんはおいしいけれど、
料理とも言えないタケちゃんの好物に、
母親は困っていたものである。

タケちゃんの偏食は、
とにかく好物がバターごはんで、無理に他のものを食べさせないと
バターごはんばっかり食べたがるというものであった。
確か自分より4・5歳年下のそんなタケちゃんをみて、
やっぱり東京の子は違うなあ、とぼんやり考えていたものだ。
いやバターごはんくらいウチでも食べていたのだが、
基本的に昭和40年代の子どもは、
もっと食に対してがっついていたと思うのだ。
ご馳走と、ご馳走でない食卓が明確であり、
子どもにとってのご馳走の食卓を待ちわびるという
そんな時代のなかにあって、
バターごはんが好物という、『欲の無さ』が
なんだかすごく都会的に思えたのだった。

どうしてそんな話を思い出したかというと、
それは先日久しぶりにバターを買ったからである。

バターはもちろん好きであるが、
西洋料理といえばイタリアンな我が家にあって
オリーブオイルほど使用頻度が高くなく
加えてツレがそれほどバターを欲しないため
気がついたら、バターを買いおく習慣がなくなっていた。

スーパーの売場で手に取ったのは、
雪印北海道バター。
なにも考えないで自然に手が伸びたわけだが
実際のところ棚には、
この雪印以外のバターも並んでいたと思うのだが、
それらは目にも入っていないわけだ。
小さいときから、見慣れているこの黄色い四角い箱、
それが自分にとっての
バターの視覚的記号なのである。
ぜいぶんと久しぶりに
売場でバターなどを手に取って
そのことにあらためて気づいた。

そしてあまりに目に馴染みすぎていて、
いままで意識したことはなっかのだが
久しぶりに手にしてみると、
黄色と黒と赤の、シンプルで上品ながら、
強さのあるデザインは、
とても良いパッケージであると思った次第。

大人になったタケちゃんは
大人になってからもバターごはんを
食べ続けていたのだろうか。
会う機会もめったになくなったけれど
今度顔をあわせることがあったら
聞いてみたいものである。

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