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2012/10/19

篠山紀信展 写真力。

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我が家から東京オペラシティへは、
頑張れば歩いていける距離。
だから、オペラシティアートギャラリーで
面白そうな展覧会をやっていると、
散歩がてらてくてくと歩いたり。

今、開催されているのは
『篠山紀信展』。
当初さほど興味を惹かれなかったのだが、
あとからいろいろ考えてみたら、
わりと面白いのではないかと。

だって篠山紀信といえば
有名人のポートレイトがよく知られているわけで、
そのカメラマンとしての50年を振り返るということは
自分の、この私の、来し方とリンクするということではないか。
だから、面白くない、はずがない
と、思ったわけだ。
「来し方」なんて、オーバーだが、
ま、同時代性ってゆーか。

そう思ったとおり、
興味深く観てまわったのだが
何気に印象に残ったのは、
『きんさんぎんさん』の3×4mほどに引き延ばされた写真。
手が大きい。
年をとって体は小さくなっても
手は、案外にサイズ感がかわらない。
その事に
なんだかドキっとさせられた。

いくつかにテーマ分けされた作品のなかで
最後に東日本大震災で被災した人々の肖像があった。
なんの演出もなく、
被災地の風景を背に立っているだけの写真。
その人々に
年齢・性別に関係なく
なんだか強さを感じるのである。
その強さは、いったいどこから来るのか。

震災によって、『生きている』ということに
自覚的にさせられた、
その自覚の強さ、なのか。

そのコーナーにいくまでは
この展覧会に震災関連の写真があるとは知らなかったので
ちょっと不意打ちをくらった。
ずん、とするなあ。と思っていたら
自分より後ろで観ていた女性が、ぐすんぐすんと。
ちょっと、ちょっと。
この瞬間の私に、そういう気配を感じさせないでほしいんだが。

どうでもいいことだが、
全部観終わっても
南沙織の写真はなかったな。
なぜだかあると思っていたんだがな。
なかったな。
ま、ないか。ふつう。

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